朝鮮半島 2010 11 28

書名 北朝鮮と戦わば
著者 井上 和彦  双葉社

 このサイトでは、今まで北朝鮮を強く非難することはありませんでした。
しかし、この度の「北朝鮮による砲撃」によって民間人に死者が出たことや、
明確に住宅地に砲撃を行ったことを考えれば、
厳しいことを書かざるを得ないと思います。
 さて、日本列島に上陸作戦を敢行できる能力を持った国は、
アメリカしかありませんので、
日本と北朝鮮が戦うことはないと思います。
 予想されることは、日本に弾道ミサイルを撃ち込むこと、
さらにイベント会場でテロ活動、
あるいは人が集まるところで、
たとえば羽田空港の観光名所でのテロが想定されます。
同時に、サイバーテロも考えられるでしょう。
 ところで、韓国は、度重なる被害が発生しても、
なぜ北朝鮮に対して弱腰なのか。
それは、ソウルが、あまりにも軍事境界線に近いからです。
北朝鮮による砲撃によって、ソウルは壊滅します。
これは、それほど難しい軍事作戦ではありません。
 この本によれば、北朝鮮にも「ステルス機」が多数あるそうです。
それは、布張りの複葉機が、多数存在するそうです。
 このような「ステルス機」は、レーダーに映らないでしょう。
F15戦闘機が、こうした複葉機を攻撃するのは、意外に難しいかもしれません。
それは、速度差が、あまりにも大きいからです。
 この本によると、朝鮮半島有事の際に、
日本にとって脅威なのは、日本国内の「親北朝鮮の政治家や言論人」だと思われます。
有事の際に、自衛隊の活動を実質的に妨害する可能性があると読めます。
(警視庁公安部は、忙しくなりそうですね)













































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